浦和区
鳥せい 北浦和店
鶏を丸ごと捌き串うち。紀州備長炭と電気のハイブリッドでていねいに焼き上げる
JR「北浦和駅」から徒歩5分、駅の近くながら小脇の静かな路地に佇む「鳥せい 北浦和店」。当時は大宮駅西口に店を構えていた「鳥せい」の別邸として、2015年1月にオープンしました。その後、大宮駅前の「鳥せい」は東口に移転し、こちらも「鳥せい 北浦和店」としてリニューアル。ジャズが流れる落ち着いた雰囲気で、素材や焼き方にこだわった焼き鳥をはじめとした料理の数々、希少な種類のお酒のラインナップで、幅広く人気を集めています。
「鳥せい 北浦和店」で使用している鶏肉は、朝締めの鶏を丸ごと直送で仕入れ、鮮度抜群の状態で捌いたもの。そのため、生まれてくる前のたまごである「ちょうちん」(写真左の串)や、脂がのっている「食道」、ハツの付け根の部位でコクがある「ハツモト」といった希少部位がいただけます。また、電気で下焼きし余分な脂を落としたあとに紀州備長炭でじっくりと中まで焼き上げるのも、こだわりのひとつ。手間をかけ、鶏肉の旨みを最大限に引き出しています。
鶏肉を使った料理は焼き鳥だけではありません。定番メニューの鳥唐揚は、こぶしほどの大きさで食べ応え抜群です。これも鶏肉を部位ごとに仕入れずに、一羽まるごと捌いているからこそできること。外はカリッと、ひと噛みすると中から肉汁が溢れ出て、お酒もぐいぐいと進みそうです。
お酒のラインナップは、ビールやウイスキー、ワイン、サワー、果実酒、日本酒、焼酎などジャンルはさまざま。ビールは、無濾過製法の淡いにごりが特徴的な白穂乃香をいただけます。こちらは、取扱店が限定されているビールで、埼玉県内で飲める店は20店舗にも満たないそう。まろやかな味わいで、上面発酵による華やかな香りです。また、日本酒は山形県の「十四代」など全国各地の銘酒をそろえ、なかでも福井県の「黒龍」はアンバサダーになっているほど。焼き鳥とともに、普段は味わえないお酒をいただいてみてはいかがでしょうか。
土日祝日はランチ営業もしているほか、弁当のテイクアウトもでき、焼き鳥だけではなく食事メニューも人気です。山梨県の契約農家から直送の野菜を使うなど、鶏肉以外の材料も厳選。「こだわり卵の親子丼」や、テイクアウトもできる「自家製プリン」などで使用している卵は、衛生管理や鶏の健康管理を徹底して飼育している埼玉県深谷市の田中農場の「深谷の宝玉」を仕入れています。黄身の弾力があり、色も濃く、味わいも濃厚です。親子丼は、焼き鳥のタレや鴨肉の脂を使った旨み豊富な特製ダレで味付けをし、捌きたての柔らかな食感のもも肉を、「深谷の宝玉」でふわふわに仕上げています。ぜひ一度、食べてみてください。
焼き鳥はカウンターの目の前で焼いていますが、換気がしっかりとしていて、店内に煙が充満するようなことはありません。接待で利用する方や、着物で来る常連グループもいるそうで、高級感のある大人の隠れ家です。
「食べたことのない部位の焼き鳥だ」、「こんなに濃厚な卵、はじめて」、「このお酒が飲めるのか」といった、お客様からの驚きの声も多いという「鳥せい 北浦和店」。材料からこだわる料理の数々、普段は飲めないお酒を楽しみながら、優雅なひとときを過ごしてみませんか。
■メニュー(一例)
・旬 焼鳥中心のおすすめコース 5200円
・焼鳥 250円〜
・鳥唐揚 700円
・こだわり卵の親子丼 1000円
・白穂乃香(ビール) 850円
住所 | さいたま市浦和区常磐9-13-5 |
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営業時間 | 昼の部(土日祝日のみ) 11:30〜14:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 048-711-8028 |
その他 |