西区
料理家 中野
背伸びをせず、洋食感覚で気軽に味わえる“町フレンチ”
2012年にオープンした「料理家 中野」。本格フレンチの要素を取り入れ、家庭で作るのは難しい少し手の込んだアレンジ洋食が味わえるお店です。お店は、JR川越線「指扇駅」北口から徒歩7分の住宅街の一角にあります。外観は普通の住宅ですが、1階部分が店舗になっています。
店内にはカウンター席とテーブル席が用意されており、「自宅のような空間で、リラックスして欲しい」という、オーナーの思いを形にしたようなアットホームな雰囲気に包まれています。都内の三ツ星獲得レストランで腕を振るっていたこともあるオーナーの中野さんが、調理だけでなく接客なども担当。キッチンもオープンスタイルのため、調理時の音や匂い、オーナーとの会話を楽しみながら、料理の待ち時間も楽しく過ごすことができます。
ランチとディナーの2形態での営業で、ランチはランチメニュー、ディナーはディナーセット、おまかせコース、お酒と一緒に楽しめるアラカルトなどが用意されています。メニューは月替わりで、季節に合わせた食材や調理方法で作られた料理の数々が味わえます。そのため1年に1回しか味わえないメニューもあるなど、来るたびに新しい料理と出会えるのも特徴です。
毎週金曜日のランチは「オムライスの日」。お店の看板メニューの一つである“映える”「オムライス」が食べられる日とあって、こちらを目当てに来店される方もいるそうです。自慢の「オムライス」は、上にたっぷりとチーズをかけた逸品。ケチャップライスも普通のケチャップを混ぜたものではなく、トマトペーストやケチャップを煮詰めて作った自家製のトマトソースで作られているのが特徴です。さらに、ライスの中にもチーズとトマトソースが! こちらのトマトソースはライスに和えたものとは違うもので、少し酸味があり、味の変化が楽しめるそうです。
また、「料理家 中野」のオープン時からの定番メニューが“牡蠣”を使った料理。こちらは秋、冬、春を中心に楽しめ、生でも食べられる牡蠣で作る牡蠣のオーブン焼きやグラタンなど、季節に合った調理方法で牡蠣が提供されています。主に陸前高田産の牡蠣を使っていますが、手に入りにくい時期は、宮城県産のムール貝を使ったワイン蒸しなどが味わえるそうです。
写真は鹿肉のロースト。一般的に臭みなどを気にして敬遠されがちなジビエ料理ですが、シカの肉は、高タンパク・低脂肪でとってもヘルシー。クセが少なく食べやすいことから、ジビエの中でもとくによく扱われている食材です。フレンチでは定番のジビエ料理を、私たちの口に合うようにアレンジしたメニューは「料理家 中野」のならではの一品です。
ディナー時は、セットコースやおまかせコースがおすすめ。おまかせコースは希望の予算に合わせて、その日に入ったおすすめの食材を使ったメニューが提供されます。飲んでいるお酒や、食べる量に合わせて、オーナーが料理方法や食材をチョイス。おなかがいっぱいになるのはもちろんですが、料理との一期一会の体験が楽しめると評判です。セットやコースメニューを食べた後に、もう少し食べたいなという時は、アラカルトメニューを追加で注文するのが◎!
フレンチベースの洋食に合ったワインが多数取り揃えられており、お酒を楽しみながらアラカルトを注文する常連さんも多いそうです。飲み放題コースもありますので、ガッツリ飲んで、食べたい!という方は、こちらもぜひご利用ください。お酒はワインのほかにも、焼酎や日本酒なども用意されています。
「料理家 中野」のメニューは、少し敷居を高く感じてしまうフレンチを少しでも身近に感じて欲しい、気軽に味わって欲しいというオーナーの思いが込められている料理ばかり。季節によって異なりますが、ソースや隠し味に醤油や味噌を使うなど、和の食材や技法なども取り入れて、より食べやすく、親しみやすく調理されているのも特徴です。肩肘を張らず、気軽にフレンチが楽しめる“町フレンチ”を、ぜひ味わってみてください。
■メニュー(一例)
・ランチセット 1800円〜 ※サラダ、スープ、デザートドリンク付き
・おまかせコース(1人) 3500円〜 ※おまかせコースの料金は目安です
・飲み放題コース(4名様〜) 4500円 ※料理7品(サラダ、前菜、肉料理など)
住所 | さいたま市西区指扇別所366-100 |
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営業時間 | 11:00~14:00(L.O.)、17:00〜20:00(L.O.) |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 048-782-4535 |
その他 | @chez.nakano(公式インスタグラム) |