見沼区
すし屋の信太
2024年で創業38年。頑固親父が握る江戸前寿司の店
親子二代で寿司を握る「すし屋の信太」は、本格的な江戸前寿司が楽しめるお店です。場所はJR「東大宮駅」西口より徒歩約14分。県道5号線(第二産業道路)のさいたま市と上尾市の市境付近にお店があります。
板張りでシックな佇まいのお店は、2024年で創業38年。店内はカウンター7席、テーブル8席の全15席で、カウンター席は大将の仕事が目の前で見られる特等席となっています。BGMで流れてくるのは、音楽好きの大将お気に入りのビートルズです。
銀座の名店「寿し屋の勘八」で14〜31歳まで勤めた大将が握る寿司は、どれもひと仕事加えられた本格的な江戸前寿司。豊洲から仕入れた新鮮な魚で握る寿司や一品料理の数々は、どれも絶品ばかりです。季節や仕入れ状況によって握りや料理の内容が変わるので、季節ごとに違う味が楽しめます。
基本的に昼も夜も事前予約のコースのみ。厳選された旬の素材を活かし、大将が腕を振るいます(昼のコースと夜の「鮨と燻製コース」は二代目が握ります)。こちらは夜のコースの最後に提供されるお寿司。左から鯛の昆布締め赤貝、イカ、天然エビ。これを目当てに来店される方が多数いらっしゃいます。
夜のコースで提供される蒸し鮑(左)と松茸とからすみ(右)。蒸し鮑は、北海道産の鮑を土鍋で出汁とともに煮立てず5時間かけて低温調理し、柔らかく仕上げています。松茸は土瓶蒸し、からすみは炙って香ばしく風味を出した状態で味わえます。どちらも酒が進むこと間違いなしのアテです。
握りはもちろんですが、これを食べに来るお客さんも多いという人気の「あん肝」。新鮮なあんこうの肝をお店で酒蒸ししており、生臭さくなく旨みとコクだけが味わえる絶品です。
日本酒は1合と4合から選べ、焼酎(麦・芋)、ビール(ノンアルコールビール有)、ワイン、シャンパーニュ、ウイスキーと、料理と一緒に楽しめるお酒が各種用意されています。ワインなどをオーダーされる方に合わせて、コースの料理を洋風にアレンジして出してくれることもあります。
※写真は取材時の品ぞろえです。季節で変わります。
店舗の隣には、息子さんが店長を務める「燻製工房 283SMOKE」を併設。チーズ類(プロセス・カマンベール・ゴーダほか)やナッツ類(ジャイアントコーン・ピスタチオほか)をはじめ、塩辛、袖いか、ゆで卵、さきいか、サーモン、サバ・すじこ・たらこなどの燻製を購入することができます。どちらのお店でもお寿司と燻製をいただけます。
大将が言う「寿司の旨さは会話の良さ」の言葉通り、銀座時代から約50年、大将との会話を楽しみに「すし屋の信太」へ来店されるお客さんもいるほど。一見寡黙で怖そうなイメージの大将ですが、実は話し上手で、人と話すことが好きと言うのはご愛嬌! 結婚記念日や祝いごとなど、たまには贅沢したい、おいしいものを食べたと思ったときは足を運んでみてください。基本は前日までの予約制ですが、当日の14時までは予約を受け付けているそうです。
■メニュー(一例)
昼のお品書き(事前予約のみ)
・ランチ限定コース 4,000円
・ランチにぎり(13貫程度) 5,000円
夜のお品書き(事前予約のみ)
・にぎり 8,000円
・鮨と料理 15,000円のコース
・鮨と料理 20,000円のコース
・鮨と燻製 15,000円のコース
※昼と夜の「鮨と燻製コース」は二代目がおもてなしします。
住所 | さいたま市見沼区東大宮3-2-65 |
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営業時間 | 昼:12:00~14:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 048-651-2531 |
その他 |