まるまるひがしにほんの店

緑区

分豊年屋 久の半

落ち着いた空間で味わう“白”と“黒”の本格手打ち蕎麦

1965年にオープンした、手打ち蕎麦の老舗「分豊年屋 久の半」。場所はJR武蔵野線「東浦和駅」から徒歩約15分。国道463号線(越谷街道)沿いにお店があります。駅から少し距離がありますが、ちょっとした散歩におすすめの距離感です。また、駐車スペースも8台分用意されているため、車でのアクセスも楽々。さらには目の前に「浅間下」バス停もあり、東川口駅や東浦和駅、浦和美園駅からのアクセスも良好です。

『ゆったりと食事をして欲しい』という店主の思いから、店内は間接照明を使った落ち着いた空間に。テーブル席と座敷が用意されています。入り口では先代の出前時の写真が、皆さんを出迎えてくれます。

自慢の手打ち蕎麦は、「白」と「黒」の2種類。「白」はスタンダードな江戸蕎麦で、蕎麦の実の殻を除去して贅沢に芯の部分をだけを使った一品。噛めば噛むほど、蕎麦の旨みと甘みが口に広がっていきます。「黒」は、石臼で粗く挽いたお蕎麦。香り、味わいで蕎麦らしさを存分に堪能できます。それぞれ単品で用意されていますが、「白」と「黒」の2つが楽しめる贅沢な「利きそば」も人気です。

せいろに加え、冷たいお蕎麦は「とろろ」「ごまだれ」「鴨汁せいろ」など、温かい蕎麦は「かけ」「玉子とじ」「ちから」「鴨南蛮」「にしん」「海老天そば」などといったメニューが取り揃えられています。これらのメニューのお蕎麦は「白」を使用しているそうですが、冷たい蕎麦であれば、プラス料金で「黒」に変えることもできます。

お蕎麦は、その時期に一番いい素材を日本各地から仕入れ、毎朝、店主が蕎麦打ちをして提供されています。つゆも3種類の鰹節をブレンドした濃厚な味わい。蕎麦湯と合わせて飲む時も、出汁の味わいが存分に感じられる蕎麦屋の王道と呼べるスタイルです。

また、「分豊年屋 久の半」の定番メニューで外せないのが、蕎麦つゆ仕立てで味わう「やまと豚のしゃぶしゃぶ」。『加熱してもアクが出にくく、甘みが強い。繊細で柔らかな食感の肉質が特徴で、管理体制もしっかりしています』と、店主が惚れ込んだ“やまと豚”を使った逸品です。「やまと豚」は脂分が少なく、豚の旨みもギュッと濃縮されているのが特徴。「やまと豚」と蕎麦つゆの相性も抜群で、箸が止まりません。こちらの〆は、もちろん生蕎麦で決まりです! 「やまと豚のしゃぶしゃぶ」はランチのみ予約が必要です(当日の11時まで※2名様〜)。

この「やまと豚」を使ったメニューには、しゃぶしゃぶに以外にもいっぱい。「やまと豚の肉汁せいろ」や「やまと豚の肉南蛮」「やまと豚のカレー南蛮」「やまと豚のカレー丼」「やまと豚の開花丼」など、気になるメニューをぜひ味わってください。

蕎麦に合う、お酒も充実しているのも「分豊年屋 久の半」の魅力です。日本酒は季節に合わせて、グランドメニューのほかにも旬の一本を常時完備。「田酒」のスパークリングなど、珍しい一杯と出会えるチャンスも。また、入手困難な国産ウィスキーも取り揃えられていて、ハイボールとお蕎麦のマリアージュも最高のカップリングです。写真右の女将特製の「鴨ロース」など、お酒に合う肴のメニューも充実しています。

プレーンオムレツに、蕎麦つゆのとろ〜り餡をかけて「蕎麦屋のオムレツ」(左)や、蕎麦の実の入った「まぐろ納豆」、(右)「やまと豚の冷しゃぶ辛みおろし」など、蕎麦屋ならではのアイデアが詰まったメニューがいっぱいです! 旬の素材を使った天ぷらなど、季節のメニューも用意されています。

お店のインスタグラムでは、おすすめ&旬のメニューの情報はもちろん、「分豊年屋 久の半」のお蕎麦のおいしさの秘密が定期的更新されています。ぜひ、こちらもチェックしてみてください。

 

■メニュー(一例)
・せいろ 白 700円
・あらびき 黒 800円
・白 黒 利きそば 1,300円
・やまと豚のしゃぶしゃぶ(1人前)1,800円(2名様〜)
・蕎麦屋のオムレツ 880円
・鴨焼き 900円

 

住所さいたま市緑区大牧1217-1
営業時間

11:00~15:00(L.O.14:30)、17:30〜無くなり次第閉店

定休日

火曜日(不定期連休あり)

電話番号048-873-3950
その他

支払いは現金のみとなります
@KUNOHANN(公式インスタグラム)