南区
うなぎ小島屋
200年という老舗の、大振り肉厚な「うな重」の風格と味を存分にご堪能あれ!
さいたま市南区太田窪、最寄駅は南浦和。県道35号線(産業道路)の南浦和駅入口交差点を駅方面に向かい、少し入組んた道を案内看板に従って進むと、住宅街の中に突然立派な日本屋敷と庭園が見えてきます。ここが老舗店の「うなぎ小島屋」です。
なんとその歴史は200年!浦和は、中山道で荒川を渡って最初にたどり着く宿場町。この太田窪のあたりはもともと河や沼の多い地区で、それこそ創業の江戸末期頃は、ここの地区で捕れた鰻が宿場町に泊まる旅人に振舞われていたという。
こちらの「うなぎ小島屋」、その建物や佇まいからも、鰻屋の伝統と風格が漂っています。
門をくぐって中に入ると、細い廊下に純和風の個室がいくつも並んでいます。個室が多いので、ゆったりと寛ぎながら鰻が出て来るのを待つことができるのは嬉しいですね。この待ち時間さえも「鰻を食べに来ているぞ」といった高揚感や期待感が高まり、大人時間を過ごしているようで楽しいのではないでしょうか。
そんな歴史ある老舗、小島屋の自慢の鰻は、大振りでかなり肉厚なのが特徴。お重の蓋を開ける前から、香ばしさと甘い香りに食欲をそそられます。
伝統を受け継ぐ「たれ」を纏った鰻の蒲焼きは、照り艶が良く、しかもしっかりと色と味がのっています。肉厚な鰻ですが、一度焼いたあと蒸しているので身はふっくら。甘辛の「たれ」も、鰻の旨味・脂に負けない存在感で、とても調和が取れています。蒲焼きによってにじみ出た鰻の脂が「たれ」に移り、より一層の甘みを増しています。そのためすっきりとした中にコクのある甘みを感じることができます。この「肉厚の蒲焼き」と「たれ」の、香り、味、後味のハーモニーが絶妙。もちろん、ご飯とのバランスもしっかり考えられており、大振りな鰻の蒲焼きを最後までおいしくいただける量で、ボリュームにも大満足!「うな重を食べた!」という充実感に満たされます。
地元に愛され続ける老舗店とあって、お店で食べる方ももちろん、お持ち帰りの常連さんもたくさん。物静かでやさしいご主人の小嶋さん、実直に受け継ぐ仕事のなかに、伝統の味がしっかりと込められています。
住所 | 南区太田窪2166 |
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営業時間 | 平日 11:00~16:00(L.O15:00)、17:00~21:00(L.O19:30) |
定休日 | 毎週月曜日 月曜日が祭日の場合翌日 ※別途休業日あり |
電話番号 | 048-882-1382 |
その他 | 詳しい店舗情報はこちらから。 |