まるまるひがしにほんの店

大宮区

手打ちそば 春日

一杯飲んで蕎麦で締める。毎日通いたくなるお蕎麦屋さん

先代が現在の場所にお店を開いて約50年。今の2代目店主となってから約15年が過ぎた「手打ちそば 春日」。大宮駅東口(南)を出て大宮南銀座通りを進み、サクラ通りを左折、小路の左にあります。駅から約5分の場所です。店内にはカウンター5席とテーブル席4卓があり、居心地の良い落ち着いた空間が広がっています。

ふと壁を見ると、そこには“橘屋竹蔵 独演会”のお知らせがあちこちに。聞けばここの2代目店主、落語家・橘屋竹蔵師匠の息子さんというから驚き。年に数回は店内に高座を設け、独演会を開いているとのことでした。ご興味がある方は、ぜひ問い合わせてみてください。

もちろん日本酒や焼酎に合う肴も多く、一杯飲んで蕎麦で締めるという憧れの蕎麦屋飲みのフルコースが楽しめます。最初に頼みたいのが、シンプルで飽きのこない味が人気の「そば屋のポテトサラダ」。ポテトの優しい食感に、きゅうりの歯応えが心地いい定番料理です。

こちらもオーダーが多いという鮮度抜群の「しめさば」。お酢の締め加減もちょうど良く、みょうがのアクセントがお酒のあてにぴったりです。

ここへ来たらこれは外せないのが「鴨わさ」。湯引きした鴨をわさび醤油で和え、海苔と三つ葉をちらした一品です。浜田商店(幸手市)のあい鴨を使用しており、柔らかい肉質がクセになる美味しさ。お酒がグイグイ進みます。

締めの一番人気は「鴨汁そば」。蕎麦は半透明で、しっかり角が立っています。鰹出汁の効いた濃いめのつゆに、鴨の旨みが溶け出し、コシが強い自家製手打ち蕎麦との相性も抜群です。

国産の蕎麦粉にこだわり、今は北海道音威子府(おといねっぷ)の契約農家から取り寄せているとのこと。毎日16時くらいから店頭の蕎麦打ちスペースで打っており、ガラス越しに蕎麦に仕上がっていく様子を見ることができます。

 

お店では、予約制で手打ち蕎麦の体験教室を月2回開催しています(第2・第4土曜・14時〜/定員3〜6名/費用:要相談)。体験教室の後は自分で打ったお蕎麦をつまみに飲むことができ、天ぷらやおつまみ各種がオプションでいただけます。

美味しい手打ち蕎麦と一品料理、そしてお酒。お一人でもよし、仕事帰りに同僚や友人とでもよし、もちろん大切な人とでもよしのお店です。落ち着いた空間の中で安らいだ気持ちになれる「手打ちそば 春日」。ぜひ足を運んでみてください。

■メニュー(一例)
・そば屋のポテトサラダ 500円
・しめさば 700円
・鴨わさ 900円
・鴨汁そば 1,200円

住所さいたま市大宮区仲町1-62
営業時間

17:00〜24:00、土曜/17:00〜22:00

定休日

日曜・祭日

電話番号080-8117-4418